自社ブランドの開発は、住宅のプロでもそう簡単にできるものではありません。
顧客の立場で考えたものの的外れな商品を作り出してしまう、そんな結果にならないよう工務店コンサルティング会社では顧客目線での商品開発をサポートしてくれます。
このページでは具体的に、各社がどんな商品開発を提案しているか、ピックアップして紹介します。
ナックが提供するオリジナル住宅商品は、仕様が選べるようにメニュー化されています。お客様が欲しいと思えるこだわりの家を、妥協することなく建てられる商品です。しかも、質を落としたローコスト住宅ではなく質の高い手が届く範囲の家です。
また、業者さんへのコスト交渉では、お互いに得をするコストダウン方法をレクチャー。お客様へお渡しする見積もりも、短時間対応のシステムで商談をスピーディーに進めます。
ブランドコンセプトを刷新することで、変化・脱却・再生とサポート。競合と差別化できる独自の提案オペレーションで、申し込み・設計契約の早期獲得を実現します。
ブランドコンセプトを伝えるコンセプトブック・プロセスブックの作成に、快適なプランニングの手法・設計提案スキルの向上、土地探しからの提案手法、人材育成、面白そうな企画の立案・提案、オリジナル商品開発、販促ツールの作成などトータルで支援しています。
デザイン向上ツールとオリジナル商品開発ツールで、売れる自社商品を一から開発するのをお手伝い。見学会やイベント時の集客に使える各種実践営業ツールや共同仕入れでコストダウンが可能です。また、会員価格での導入勉強会など、継続した学びと成長が期待できます。
また、全国ネットワークを活かした建築部資材の管理によるコスト改善支援プログラムも提供。多くの会社が取り組んでおり、1棟あたり100万円を超えるコストダウンの成功例もあります。
木造注文住宅の建設、販売、リフォームをおこなうイトー工務店。ハウスメーカーやローコスト系パワービルダーの進出などから受注数が減少していたため、フォーセンスのセミナーを受講しデザイン住宅開発マニュアルを導入しました。
4つの商品を開発し、受注も2桁に。メーカーとの交渉はフォーセンスに相談やアドバイスをしてもらいながらおこない、坪単価5万円近くもダウンしました。
工務店コンサルティング会社では、顧客心理を的確にとらえた、欲しいと思わせる戦略による開発商品ノウハウが豊富です。また、各種メーカーとの付き合いや、抱えている顧客のネットワークなどから交渉面で有利なこともあり、コストカットも可能にしています。
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各企業によって得意領域は異なり、セミナーや事例を参考にしても、特色があります。「小規模工務店から大手のビルダーまで対応しています」という企業もたくさん存在するけど、工務店は企業規模によって課題が偏ってくる業界でもあります。年間棟数を5棟増やしたい工務店と、100棟を超えたので150棟を目指す地域ビルダーでは対策もまったく異なってきます。
企業規模を掲載している会社は、的確なコンサル戦略を立てているからこそ、各社の公式HPで決まった規模のアピールができると考えられます。こうした理由により、Google検索で「工務店コンサルタント」と検索し、検索結果に表示された会社のうち、公式サイトで「企業規模の記載」が確認できた3社をピックアップして紹介しています(※2021年8月1日時点)。