意外と多いのが、利益が出ないまま受注してしまっている工務店。工務店でのコストダウンでは、まずは現状を知ることが大事です。コンサルティング会社ではヒアリングや診断テストで会社の内情深くまで調べ、コストの要・不要を適正に判断、品質を下げずにできるコストダウンをアドバイスします。
また、見落としている問題点の改善、競合会社との差別化の提案、メーカーとの取引交渉などからもコストダウンを実現します。
1棟あたり200~400万といった大幅なコストダウンの実績があります(※2021年8月時点)。コストダウン診断で現状のコスト水準と問題点を探り、明確な数値で目標を設定。積算システムの整備、設計・仕様の見直し、交渉による単価引き下げなどでコストダウンを支援しています。
メーカーと交渉してもなかなか成果がでなかったのですが、住宅産業塾のコストダウン診断・コンサルティングを受けて5%以上のコストダウンに成功。細かく作業毎に費用を出すことで、費用が10%、電気関係・建材関係も3%~5%ダウンしました。
グラスウールより高性能でセルローズファイバーよりもコストダウンが可能なCW断熱を採用し、費用対効果も高いものになりました。ローコスト住宅でも採用しやすい価格帯にすることで、予算に限りがあるお客さまにも提案しやすくなっています。
断熱材にこだわりを持っているお客様が多く、見学会などでもいろいろと質問されます。CW断熱は認定施工店が限られていることから、遠方から来てくれるお客さまもいます。施工費がリーズナブルなため取り入れる方が多いです。
コスト改善支援プログラムでは、全国ネットワークによる建築部資材の共同仕入れで、住宅品質を低下させることなくコストダウンを可能に。仕入れ価格の相場にも詳しいので、メーカー交渉もしやすいです。300以上の企業が取り組み、1棟あたり100万円以上のコストダウンを実現しています。(※2021年8月時点)
研修会に参加して、工程でコストをかけすぎているなどの問題点が明確になりました。部資材の仕入れ価格の全国相場がわかったので、今後の交渉に活かせそうです。メーカーとの交渉術がとても参考になりました。
コストダウンにはやり方があります。ただ仕入れ先に交渉するのでは意味がないとして、工務店コンサルティングでは会社の状況に合わせた柔軟なコストダウン策を提案してくれます。
目から鱗のような、今まで気が付かなかった簡単なことでコストダウンが叶う事もあるので、まずは相談してみるのがおすすめです。
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各企業によって得意領域は異なり、セミナーや事例を参考にしても、特色があります。「小規模工務店から大手のビルダーまで対応しています」という企業もたくさん存在するけど、工務店は企業規模によって課題が偏ってくる業界でもあります。年間棟数を5棟増やしたい工務店と、100棟を超えたので150棟を目指す地域ビルダーでは対策もまったく異なってきます。
企業規模を掲載している会社は、的確なコンサル戦略を立てているからこそ、各社の公式HPで決まった規模のアピールができると考えられます。こうした理由により、Google検索で「工務店コンサルタント」と検索し、検索結果に表示された会社のうち、公式サイトで「企業規模の記載」が確認できた3社をピックアップして紹介しています(※2021年8月1日時点)。