工務店の市場においては、常に新規顧客を獲得できる戦略をしっかりと構築することが大切となります。
コンサルティング会社では、新規顧客を獲得するための集客方法に長けています。下請けから元請けとして受注を増やしたい、自社の強みを生かした集客、オリジナルの商品開発を始めたい、といった要望をさまざまな手法で支援します。
自社で受注が取れるよう、オリジナル商品開発で売り込める住宅商品を用意。また、信頼獲得プログラムや集客安定化プログラム、提案力強化ツールなどで契約につながる集客と営業を支援しています。
紹介受注の件数に左右される不安定経営から脱却したくて、ナックの勉強会に参加。導入を決め、事業計画書の作成、コストの見直し、自社オリジナル住宅の開発など、成功している方の真似をしたら14棟の受注ができるようになっていました。
設計会社のLess is designと共同開発した「SIMPLE NOTE」で、設計業務やプロモーションのアウトソーシング化を支援。素早く結果を出すことを目的とした実践研修「scrum」など、実践に役立つ情報を提供しています。
ハウスメーカーの施工請負と紹介による戸建て受注で売り上げが常に不安定でした。「SIMPLENOTE」を導入したことで、自社でやりたい納得のいく提案が可能になりました。
基本支援である優建会(優良住宅を建てる会)をはじめ、契約率70%(※2021年8月調査時点)のセミナー形式受注法「家づくり塾」や個別コンサルティング、フランチャイズとは異なるセミオーダー住宅パッケージ「Block Box House」などで新規顧客獲得を支援しています。
お客様からの紹介が多くありますが、目標売上のための攻める経営を決意しました。目標売上・受注を達成するための仕組み、数値化して管理する手法など、分かりやすかったです。
自社独自の商品化住宅の開発サポートで、売れる商品を提供。また、営業・集客⽀援プログラムで、契約数が伸びるアピール法をレクチャー。業界動向や各種ツールの提供など、導入後のサポート体制も充実しています。
紹介案件が急に半分以下に落ち込んだことから、デザインを売りにした集客に路線変更。デザイン住宅開発マニュアルに基づいて5タイプの商品住宅を開発し、ほぼ毎年16棟前後を受注できるようになりました。
工務店コンサルティング会社では、集客手法からオリジナル住宅商品開発まで、自社での集客力を上げる支援が充実しています。こうした支援が受け、紹介受注だけでなく新規顧客化獲得も得ることができれば、より安定した経営が可能になるでしょう。
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各企業によって得意領域は異なり、セミナーや事例を参考にしても、特色があります。「小規模工務店から大手のビルダーまで対応しています」という企業もたくさん存在するけど、工務店は企業規模によって課題が偏ってくる業界でもあります。年間棟数を5棟増やしたい工務店と、100棟を超えたので150棟を目指す地域ビルダーでは対策もまったく異なってきます。
企業規模を掲載している会社は、的確なコンサル戦略を立てているからこそ、各社の公式HPで決まった規模のアピールができると考えられます。こうした理由により、Google検索で「工務店コンサルタント」と検索し、検索結果に表示された会社のうち、公式サイトで「企業規模の記載」が確認できた3社をピックアップして紹介しています(※2021年8月1日時点)。