Web上のメディアに掲載される広告を「WEB広告」といいます。PCをはじめ、スマートフォンなどのデジタルデバイスが普及した現在、GoogleやYahooなどの検索エンジンやSNSに広告を出して、自社の公式サイトに誘導する宣伝方法は集客に欠かせない方法です。
こちらでは住宅業界専門コンサルティング会社のWeb広告への取り組みや、代表的なWEB広告の種類を紹介していきます。
カーサプロジェクトは不動産広告を専門に扱っている「レンジャーモード」とタッグを組み、WEB広報支援を実施。第一線で活躍するプランナーやデザイナーがリスティング広告やSNS広告などの代行をサポートしていきます。
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全ての広告手段で家を販売しようとするのはNG。コンテンツごとに異なる情報を提供して、つながりをもたせながら見込み客をつかみます。SEO対策やMEO(ゴーグルのプラットフォーム)対策をサポートし、商業エリア内のトップ3を目指します。
お客様獲得が必要な状態で、ホームページやSNSを活用した集客活動はやっていたものの、あまり結果は出せていませんでした。スリードットさんのセミナーで教えてもらった簡単なことをやってみたら効果が出てびっくり!その後はトライアンドエラーを繰り返しながら、サポートをお願いしています。
クライアントのWEB広告運用に関する現状をヒヤリングし、予算と目的に合うWeb広告を提案します。ネット上の広告運用を代行して定期的な改善案を立案します。
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WEB広告の魅力は、検索キーワードや検索履歴などから広告内容に興味がある可能性が高い人にだけ見られるように対象を設定できること。閲覧数やクリック数などからターゲティングを想定しやすくなります。
こちらではどのようなタイプのWEB広告があるのか紹介していきます。
リスティング広告は、検索連動型広告、SEM(Search Engine Marketing)とも呼ばれるWEB広告です。GoogleやYahooなどでキーワードを入力して検索した際に、検索エンジンリストの上部に「広告」としてテキスト表示されるものです。
例えば「〇〇市 リノべ―ション」というキーワードで検索しているユーザーは、そのエリアで改築を考えている可能性が高いため、検索エンジンの上部に広告がリスティングされていれば、工務店の公式サイトに誘導できる可能性が高くなります。
広告がクリックされるたびに料金が発生するクリック課金制で、広告配信する時間帯や地域を指定できるのも特徴です。またタイトルや説明文はテキスト形式のため、制作費を特にかけずに作れること、そしてターゲットを絞りこんでアプローチできるメリットがあります。
アフィリエイト広告とは、企業の公式サイトや個人ブログなどに広告枠を設置する方法です。
ASP(エーエスピー:アフィリエイトサービスプロバイダー)と呼ばれる事業者が、広告主(工務店)と媒体主(企業や個人サイトを運営している主)を仲介します。
工務店はこのAPSに初期費用と月額利用を支払って広告掲載を依頼します。成果が得られたとき、あるいは広告がクリックされた際に報酬を支払うシステム。アフィリエイト広告を出稿し始めれば、クリックの有無に関わらず閲覧者の目に留まるようになるため、インターネット上での認知度が上がります。
リターゲティング広告は、自社の公式サイトに一度訪れたユーザーを追跡して広告を配信する方法です。
サイトに訪れたユーザーが、たった一度の訪問で商品購入やサービス利用を即決することはほとんどありません。この一度離脱したユーザーを逃さないために、サイト離脱後も追跡できる「cookie」というシステムを利用します。
同じユーザーに何回まで広告を見せるか、といった詳細を設定可能。無数に存在するユーザーの中でも、自社サイトに興味を持ってくれた顕在顧客に何度でも広告を表示してアプローチできるメリットがあります。
アドネットワーク(Ad Network)広告とは、複数の広告媒体(Webサイトやブログ、ソーシャルメディア)によって作られたネットワークを通して広告を発信する方法です。
アドネットワークシステムができるまでは、広告主は媒体ごとに広告を出稿しなければならなかったので非常に面倒でした。アドネットにより広告主は効率的な方法を取れるようになったわけです。
アドネットワークの主な事業者には、GDN(Google Display Network)やYDN(Yahoo! Display Network)、楽天アドネットワークなどがあります。こういったアドネットワークの「広告配信ネットワーク」に入札すれば、多数の媒体に一括配信ができます。
SNS広告とは、FacebookやTwitter、Instagram、TikTokなどのSNSプラットフォームに広告を配信することです。並んでいる投稿に広告を紛れ込ませて表示します。
各プラットフォームにはユーザーデータが蓄積されているので、ターゲットの属性をつかみやすく、広告を通じてフォロワーを獲得すれば自社のSNSからイベント情報や施工例などを伝えることも可能です。
工務店であれば、30代から50代のビジネス層に強いFacebookや、技術や施工事例の魅力を見せられるInstagramがおすすめです。
紙媒体とWEB広告の異なるポイントとメリット・デメリットを紹介していきます。
紙媒体とは新聞や雑誌、チラシ、ダイレクトメールなどのこと。新聞や雑誌などの大衆媒体広告は「信用できる」という心理が働きやすい傾向があります。チラシやダイレクトメールは紙の素材や厚みに変化をつけて、紙ならではの表現が可能です。そして年齢層の高い人はWEB広告よりも紙媒体に頼る人が多く、紙媒体を上手に活用する価値はあります。
その一方で紙媒体の広告はデザインや印刷、ポスティングの人件費や送料、あるいは広告料などのコストが高いのがデメリット。修正なども困難で、一度に表示できる情報量も限られています。
登録料や月々の使用料などがかかりますが、クリック課金型広告などはクリックされた分しかかからず、紙媒体より低コストで広告を投稿できます。掲載内容の変更・修正も簡単で、ターゲットやエリアを絞るなどの調整も可能。広告が何回表示されたのか、何回クリックされたかなどデータ収集も容易にできます。
しかしWEB広告は、ユーザーからクリックされなければ自社サイトに誘導できません。上手にターゲットを絞らないと、「待ち」状態が続く可能性があります。
住宅などの高い買い物ほどユーザーはネットで下調べを念入りに行います。せっかく作成したHPコンテンツも訪問ユーザーが少なければ意味がありません。適切な媒体にWEB広告を投稿して自社のHPに誘導しましょう。
工務店コンサルティング会社は、HP制作およびWEB広告の豊富なノウハウを持っています。マーケティングも含め、専門業者にWEB戦略の知恵を頼ってみるのもひとつの方法です。
各企業によって得意領域は異なり、セミナーや事例を参考にしても、特色があります。「小規模工務店から大手のビルダーまで対応しています」という企業もたくさん存在するけど、工務店は企業規模によって課題が偏ってくる業界でもあります。年間棟数を5棟増やしたい工務店と、100棟を超えたので150棟を目指す地域ビルダーでは対策もまったく異なってきます。
企業規模を掲載している会社は、的確なコンサル戦略を立てているからこそ、各社の公式HPで決まった規模のアピールができると考えられます。こうした理由により、Google検索で「工務店コンサルタント」と検索し、検索結果に表示された会社のうち、公式サイトで「企業規模の記載」が確認できた3社をピックアップして紹介しています(※2021年8月1日時点)。